- INDIGO FAIR -


Narumi Trading - Online Storeにて、

5/25(火)12:00より開催予定の"INDIGO FAIR"

(直営店舗の開催日程やフェアの詳細はこちら→


今回は、このフェアのためにご用意した

インディゴ染めのお洋服をご紹介したいと思います。



〜糸染めと手織り〜


はじめに、

インディゴ染めシリーズのお洋服に

使用されている生地の話。


この独特な風合いを持つ生地が、

どのようにして作られているのか...



生地を織るために使われている糸は、

高品質なヨーロッパ産のリネン繊維を紡績して作られた

やや艶のある上質な糸を使用しています。


次にその糸を

天然の染料であるインディゴを用いて手作業で染色を行い、

美しいインディゴブルーの色に染め上げます。

その際に、染料に浸ける回数の違いで、

色の濃淡を出しています。​​​​​​​


その後、インドの職人さんの手により、

タテ糸とヨコ糸を1本1本交互に交え織り上げ、

お洋服の素材となる生地が完成します。



このように人の手により、

時間をかけて作られた生地は、

とても貴重。


そして、

機械織りには出せない

柔らかな表情と温もりを感じさせてくれます。




~ 80’S HANDWOVEN NATURAL INDIGO LINEN PATCHWORK ~


DROP SHOULDER SMOCK(INMDS21011CB)


こちらのスモックは、

前から見るとシンプルな無地のデザインですが、

後ろから見ると、チェック柄。

さらに、袖もよく見るとストライプの柄となっています。


糸染めの際に濃淡の色を出して、

生地を織ることで、柄を表現しました。

​​​​​​​


このように前身頃・後ろ身頃・袖で、

異なる柄の生地を用いてパッチワークにし、

ほんの少しだけ遊び心を加えました。


スタッフ身長: 153cm / SHIRTS: size1 / SKIRT: size2


スモックのパッチワークのデザインを生かすため、

ボトムは、インディゴ染めの無地のスカートに。

(INMDS21014)


同じくインディゴ染めのストールを肩に掛け、

全身をインディゴブルーで包みました。


DOROP SHOULDER DRESS(INMDS21012CB) 


こちらは、同じシリーズの

プルオーバードレスとギャザースカートの

レイヤードスタイル。


インディゴ染めの製品は、

製品の特性上、色落ちしやすく、

白色や淡色のお洋服と合わせると

汗や摩擦により色移りする心配があるので、

このように濃色同士のスタイリングがおすすめです。


また、インディゴ染めの洋服は、

洗濯をすると、はじめのうちは、

水の色が変わるくらい色が落ちますが、

繊維に染まりきっていない表面の染料が落ちると

色落ちもおさまります。


インディゴ染めのデニムのジーンズなどと同じで、

着れば着るほど、

表情豊かにその質感や色合いを変え、

経年変化を楽しむことが出来るのも魅力の1つとなっています。


RAJASTHAN TUCK GATHERED SKIRT(INMDS21014CB)


ドレスは、スモックと同様の切り替え。


ギャザースカートは、

前が無地、

後ろがチェック柄。


そして、左サイドにストライプ柄を配しました。


スタッフ身長: 153cm / SHIRTS: size1 / SKIRT: size2


洗い晒しのリネンの柔らかな素材感と

贅沢な生地使いにより、

緩やかなドレープが生まれ、

女性らしいシルエットのデザインに仕上がっています。


BANDED COLLAR BACK PLEATS MAXI SHIRT(INMDS21013CB)


最後は、こちらのロングシャツ。


リラックス感のある

ゆったりとしたロングシャツですが、

襟元は、バンドカラーで引き締め、

知的な印象に。



シンプルながらも

インディゴ染めによる色の濃淡が、

奥行きを感じさせてくれます。


スタッフ身長: 153cm / SHIRTS: size1 / PANTS: size1


取り扱いに多少気を遣う素材ではありますが、

世話のかかるモノほど愛着が湧くもの。


何と合わせよう?

どうやって着よう?

と考える時間もお洒落の醍醐味ですよね。



皆様も是非、

インディゴの世界に浸ってみてはいかがでしょうか?