2021-11-26 10:48:59最終更新日:2021-11-26 11:11:53
前回の"Modele Particulier ARMEN”
LAMBS WOOLのニットに続いて、
こちらも定番となっている
「KID MOHAIR」シリーズ
のニットのご紹介です。
〜Modele Particulier ARMENについて〜
2008年にスタートしたARMENのハイライン。
選りすぐりの素材を選び、
縫製にもこだわった「ワークウェアの枠を超えたワークウェア」を提案する
”Modele Particulier ARMEN”
(モデール パーティキュリエール アーメン)
-Particulier-とはフランス語で「特別」という意味です。
”モヘア素材とは、、、”
モヘアという素材自体は聞き馴染みもあり、
見た目もなんとなくイメージが浮かぶ方も多いかと思います。
ですが、
意外と着たことがある方でも
モヘアはラムウールと何が違うのか。。。
なんの動物。。?
とういう方も意外といらっしゃると思うので、
まずは簡単にモヘア素材についてご紹介していきます。
”モヘア素材はアンゴラ山羊の毛”
一般的なウール素材は羊毛ですが、
モヘアはトルコのアンゴラ地方原産のアンゴラヤギと呼ばれる
山羊の毛を原材料としています。
素材として”アンゴラ”というものがありますが、
アンゴラ素材はアンゴラウサギの毛を原材料にしており、
似た名前ですが、モヘアとは異なる素材になります。
モヘア素材には大きな特徴が5つあります。
” ラムウールよりもあたたかく、保温性抜群!! ”
起毛したモヘアは毛足が長く、
繊維が含む空気の量がウールよりも多いので
温かい空気をたっぷりと含み、高い保温性を持っています。
”蒸れにくく、とっても軽い”
モヘア素材は吸湿性も高いことから、汗などで蒸れにくく、
一日中サラりと快適に着こなせるところが特徴です。
また毛足が長くふんわりとしており、
ボリュームがあっても、とっても軽い着心地も魅力となっています。
”上品な光沢と発色の良さ”
繊維の表面がなめらか、かつ縮れもないモヘア素材のニットは、
程よく光沢感があり、品のある表情も魅力です◎
また光沢感だけでなく、くすみの少ない、
キレイな発色に仕上がるのも、モヘア素材の特徴となってます。
”肌触りが良く、チクチクしない”
ウールは繊維の表面がうろこ状になっていますが、
モヘアは繊維の表面は平らになっており、毛自体も柔らかいので、
なめらかな質感で肌触りが良いのが特徴です。
ウール特有のチクチクした肌当たりが苦手という方には
特にオススメしたい素材となっています。
”ふんわりとした見た目で暖かみがあり、
女性らしいやわらかな印象”
モヘアのニットは毛足が長く、見た目はふんわりモコモコしています。
それにより、暖かみのあるやわらかな表情に仕上がり、
ソフトな印象で女性らしく着ていただけます。
”生産背景にこだわった素材選び”
モヘアニットもジーロンラムウールのニットと同じ
スコットランドの老舗ニットファクトリーで生産されています。
ニットファクトリーだけでなく、使用される糸もこだわっており、
イタリアの中でも繊維業が盛んなトスカーナ州北西部で50年以上歴史ある
モヘアに特化した老舗紡績メーカーの糸を使用しています。
使用する糸はモヘア混紡となり、
70% KID MOHAIR, 15% WOOL, 15% POLYAMIDE
デイリーユースしやすいように、あえてモヘア100%ではなく、
ウールやポリアミド(ナイロン)を混紡することで、
少し丈夫な糸に仕上げたものを採用しています。
”窮屈感の無い、ストレスフリーな着心地”
ミドルゲージで少しざっくり気味に編まれたニット。
収縮性を保ちながら、少し緩めな印象の編み地で、
締め付けられるような感覚も感じにくいニットに仕上がっています。
”程よいルーズさで、抜け感のあるシルエット”
同じ”Modele Particulier ARMEN”ラムウールニットと比べると、
少しゆったりとしたシルエットとなっています。
カチッとしたウールニットとは異なる
モヘアならではの素材感を活かした少し緩めのシルエットは
何処か余裕を感じる抜け感が魅力です♩
ラグランスリーブなので、オーバーサイズでも着やすく、
身頃も縫い目のないシームレス仕様で、自然なウエストラインも魅力です。
今シーズンは全部で6色を展開。
下の写真は左から
PURPLE / NAVY / OCHRE
TAUPE / AGATE / BLACK
になります。
今シーズン直営店では、3色をチョイスしました。
ここからはスタッフの着用と合わせて、
展開の3色をご紹介していきます。
〜col.3900 / NAVY〜
〜col.9100 / AGATE〜
〜col.9900 / BLACK〜