2021-02-26 18:15:00最終更新日:2022-02-04 18:22:10
「普段遣いだからこそ、長く愛せるいいモノを。。」
アウターというと、Tシャツやパンツのように毎日違うものを着るという方よりも、
大体、普段着るコートは決まっている方が多いと思います。
気づかないウチに自然と自分の定番アイテムになっているアウター。
だからこそ、時計や財布、バッグのように、
普段から同じものを身に着けるからこそ、いい物を長く愛せるものを選びたい。。。
今回ご紹介するのは、そんな自分の中の定番としてふさわしい、
”Modele Particulier ARMEN”を代表的するトレンチコートになります。
col.840M (beige)
ARMENには2つラインがあります。
WORKをコンセプトとしたワークウェアライン。
もう一つは2008年にスタートしたARMENのハイライン。
選りすぐりの素材を選び、
縫製にもこだわった「ワークウェアの枠を超えたワークウェア」を提案する
”Modele Particulier ARMEN”
(モデール パーティキュリエール アーメン)
-Particulier-とはフランス語で「特別」という意味です。
col.470M (olive)
「丈夫で自宅で洗えるアウター、こだわりのギャバジン素材」
使用する生地はイタリアで50年以上歴史あるファブリックメーカーのコットンギャバジン。
そのクオリティの高さから、
誰もが知る有名な英国老舗ブランドも採用しており、
Modele Particulier ARMENでもこれまで何度も採用してきた定番素材です。
高密度に織られた生地は、独特のハリがあり、
風を通しにくく、とっても丈夫!
コットン素材なので、自宅でお洗濯できるのも嬉しいポイント!
ギャバジン生地は”玉虫”生地と呼ばれることがあります。
その由来は、縦糸と横糸を2つの別の色糸を組み合わせることで、
見る角度によって変化する色もギャバジンならでは。
「スタンダードを大切にしつつ、今の着こなしに自然に溶け込むシンプルなデザイン」
トレンチコートは1900年代初頭、
雨風から守るためにイギリス軍将校の為に作られたのが起源と言われています。
ARMENのダブルブレストコートはヴィンテージのトレンチコートからインスパイアされており、
襟のチンストラップや袖口のベルトなど、クラシックさを感じさせるディテールが随所に見られます。
Modele Particulier ARMENのコートはヴィンテージの忠実な再現ではなく、
女性がカジュアルに着こなせるよう、
余分なディテールを削ぎ落とし、シンプルに仕上げられています。
例えば肩のエポーレット。
クラシックなトレンチコートでよく見かけるデザインですが、
元々は軍隊で使用されていた頃、武器を肩に固定する目的や階級章を通す役割として付けられていました。
エポーレットを付けることで、肩周りが強調され過ぎてしまうことがあります。
その為、ARMENのコートはそういった余分なデザインは出来るだけ削ぎ落としています。
同様に、ガンフラップや背中のストームシールドと呼ばれるバックヨークなどは、あえてつけていません。
コートには取り外し可能なウエストベルトが付属します。
後ろ身頃にはウエストベルト用のループがあります。
「機能性を抑えた細部のディテール」
余分な装飾は減らしつつも機能性を重視した細部のディテールには気が配られています。
例えば、ポケットはフラップ付きのスラッシュポケット仕様。
しまった物が落ちにくく、ポケットもしっかりと深めなので、デザインだけでなく、しっかりと実用性を持ちます。
デザインで過剰にポケットがついたデザインもありますが、
ARMENは着る人が快適に着れることを考えてデザインされています。
バックスタイルはセンターベント仕様。
動きやすく、広がり過ぎないように、
ボックスプリーツを裏返したインバーテッドデザインになっており、
ベントはボタンで開閉可能。
「”自分らしく”着こなせる、着丈違いのサイズ展開」
シンプルなデザインだからこそ、選ぶ長さによって印象が変わって見えます。
自分らしい着こなしや普段の自分のスタイルにあった着方ができるように、
身幅や肩幅を変えず、着丈違いで3つのサイズを展開しています。
「カジュアルなスタイルにもマッチする、こだわりのヴィンテージ加工」
トレンチコートはビジネスシーン向けのモノが多いですが、
カジュアルスタイルによりマッチするよう、出来上がった製品にストーンウォッシュを施しています。
張り感が強く、光沢感がある素材感がギャバジンの特徴ですが、
製品加工を施すことで、光沢感が抑えられ、ヴィンテージ感のある風合いに仕上げています。
また洗うことで生地の硬さも和らぎ、
着はじめから体に馴染むような着心地の良さを感じられるのもARMENの魅力です。
激しい加工だからこそ、加工に耐えられるような丈夫な素材が必要な為、
素材にもこだわっているからこそ可能な製品加工になっています。
製品洗いを施す事で生まれる、シーム部分のパッカリングもARMENらしいワークらしさです。
元々はワークウェアを中心に生産を行なっていた工場の特性を活かした技術となっています。
〜パッカリングについて〜
元々、パッカリングとは縫い糸の張力が強く、
縫製部分が波打ってしまう、縫製上のトラブル用語でした。
特に厚手の生地で作られることが多いワークウェアでは太い針と糸で縫う性質状、
パッカリングが起きやすい特徴があり、ヴィンテージのワークウェアでよく見られるディテールです。
現在はデザインとして取り入れられることが多く、縫い糸の太さを、あえて太い糸で縫製し、
わざと生地の厚みと糸の太さのバランスを崩して縫う事でパッカリングを作ります。
さらに、製品洗いを施すことで、縮率の違いを利用し、シーム部分を歪ませるデザイン。
「made in France」
Modele Particulier ARMENのコートは
ワークウェアをはじめ、ヨーロッパをルーツとするブランドの多くが東欧やアジアへ生産拠点を移す中、
今なお、ARMEN発祥の地であるフランス生産にこだわって作られています。
現在、縫製を行う工場では、その技術の高さが評価され、
名立たるメゾンブランドやラグジュアリーブランドの生産も担う程。
一重仕立てですが、裏地のシームは全てパイピング処理されており、
丁寧な仕事と職人の技術の高さが感じられます。
「コンパクトに畳めて、旅行やお出掛けに便利なも持ち運びのし易さ」
長い着丈が特徴のコートですが、コットン素材なので、
意外にコンパクトに畳んで収納できるのも嬉しいポイント◎
少し大きめのバッグであれば、楽々バッグしまえるので、とっても便利です。
素材・デザイン・縫製・オリジナリティ、
シンプルながらも全てに妥協しない、”Modele Particulier ARMEN”
を代表する一着となっています。